こんちわ!ななれんです。
やっとこさ春らしい暖かさになってきましたね。寒いのが苦手なんで待ち遠しかったです。まぁ、花粉症なので苦しみも訪れてしまうというジレンマもありますが…暖かさには代えれませーん。
ということで、今回は「蕎麦」です。
行ける時は週に何度も行くぐらい蕎麦好きなので、美味しいお店を見つけると嬉しくなるんですよね。
奈良県屈指の蕎麦の名店
今回訪れたのは奈良県の西ノ京にある【蕎麦切り よしむら】さん。
奈良で「蕎麦」といえば、必ずといっていいほど名前があがるほどの有名店です。
よしむらでは国内各地から厳選した蕎麦を自家製粉して、細めの十割蕎麦に仕立てているのだそう。使用する蕎麦の産地を変えることで、2種類の蕎麦を常時いただくことが出来るみたいですよ(って後から知ったので、そうらしいとしか…)。
それでは、早速店の中へってところなんですが、西の京という場所をちょこっとだけ紹介しておこうと思います。
世界遺産の観光もできる
西ノ京は『薬師寺』や『唐招提寺』という貴重な寺が見れる場所でもあるんですよね。奈良の観光といえば東大寺方面に行く方が多いと思いますが、こちらも見応えがあるので、ぜひ見ていただきたいなと思います。
よしむらの店舗はこの薬師寺と唐招提寺の間にあるので、観光も兼ねて行くのがオススメです。
もうちょっと紹介しちゃおう…
薬師寺といえば薬師三尊像や東塔などが有名ですが、こちらの玄奘三蔵院伽藍も必見です。
玄奘というのは西遊記の三蔵法師のモデルとなった人物なんですよね。法相宗の始祖とも言うべき人物なので、その大本山である薬師寺に頂骨が安置されています。
こちらは通常チケットで入ることが出来るので、薬師寺と一緒に見学可能ですよ。
さてと、そろそろ話を戻そうと思います。
店内の雰囲気
店内は広々としていて、和ベースの良い雰囲気です。
座席はテーブルが4~5席×4つ、カウンター6席だったと思います。
お昼時を過ぎていたせいか空いていたので、待たずに入れてラッキーでした…♪
一人だったのでカウンター席へ。
さ、寂しくなんかないんだからね!
誰かと気兼ねなく行けるような世の中はいつになるんでしょうかねぇ。
気になるメニュー
メニューを開いてみると…まずは食べ方から!
「まずはお塩でひと口」
これをわざわざ書くというのは自信があるからしょう。期待せずにはいらせませんな!
ちなみにですが、個人的にはひと口どころか何口かを塩で食べてしまうぐらい好きな食べ方です。蕎麦の風味が引き立って美味しいんですよ。
初めてなので、シンプルな「ざる」を注文してみました。
「追いざる」というのはラーメンでいう替え玉みたいなものです。最初に出された産地とは別の方をいただけるようで、「2種類の蕎麦」の食べ比べが出来るようですよ。
このシステムを知っていれば間違いなく追いざるを頼んでいたのに…ぐぬぬ。
「押し寿司」も食べてみたかったですが、米系は売り切れだったという…。昼時を過ぎると混まない代わりにこういったことに出くわしますね、無念です。
とはいえ、せっかくなので、「かき揚げ」三個入を注文してみました。
これがよしむらの…「味」だ!
注文してしばらく…
待ちに待った「ざる」がきました!
お次は正面から。
画像からは伝わりにくいですが、確かに麺はだいぶ細いですね。
早速、塩でひと口。
(んー…蕎麦の風味が良い!これはうまい!)
さすがは十割蕎麦。風味が良く、粗目のモンゴル塩との相性もバッチリです。
十割で言われがちなボソボソ感は気にならず、のど越しがとても良い。細打ちながらもしっかりと麵が繋がれているのは、質の良い蕎麦に高い技術あってのことでしょう。
お次は薬味を載せて…濃いめの麵つゆに蕎麦をチョンとつけてズズーっと…♪
(なるほど…つゆとも良く合う!ウマい!)
これは止まりませんね。2枚あったとしても一気にいけるぐらい美味しいです。
花粉症のせいか、みずみずしいワサビの風味を感じづらいハプニングもありましたが、そういったものを覆すぐらい蕎麦のレベルが高さを感じる満足度でした。
そういえば、麵つゆを少な目で入れてあったのは、濃いめの出汁なので、付けすぎて風味が消えないようにということでしょうか?(追いつゆ分も用意してくれてあります)。食べる側が自然と美味しく味わえるように色々とこだわりが感じられます。
かき揚げもオススメ
蕎麦をすすっていると「かき揚げ」もやってきました…♪
熱々のうちにモンゴル塩でガブっといっちゃいます。
(サックサクだ!食べ応えあるわ)
ひと口サイズと思ったらとんでもない。結構なボリュームでお腹が満たされます。
具材はゴボウ、ニンジン、大葉、海老…サツマイモも入ってたかな?つなぎが少な目なのでカリッカリに揚がっていて、独特の食感を楽しめるのが新鮮でした。
最後に
いかがだったでしょうか?
お腹減りました!?ふふ…。
蕎麦にしても、かき揚げにしても、随所に技術の高さを感じる味わいでした。さすが名店と呼ばれるだけのことはありますねー。
また、観光も兼ねれるというのは個人的にもポイントが高かったです。美味しいものを食べて、世界遺産を観れて、なんだか得した気分になりました。
(近い割に行ってなかったんですよ…ほほほ…)
何はともあれ、蕎麦好きなら一度は行ってみてくださいな!
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