こんにちわ、ななれんです。
最近は奈良にも素敵なカフェが増えきて、地元民としても嬉しい限り!今回はそんな中から個人的にもお気に入りである「みやけ 旧鴻池邸表屋(以下、みやけ)」を紹介しようと思います。カフェの数は「ならまち」が圧倒的ですが、郊外にもそこにしかない素敵な場所がありますよっと…!
【みやけ 旧鴻池邸表屋】はこんなお店
この佇まい…いかがしょうか!?
今回訪れた「みやけ」は奈良県北部の富雄にあります。商業地域の駅前からは少し離れた閑静な住宅地にあり、 広い外庭に由緒ある外観には毎度ながら圧倒されます。
ちなみに、富雄は県内屈指のラーメン激戦区として有名なので、麺好きにおすすめですよー。
暖簾をくぐると中庭が現れます。座席の予約はタッチパネル式のデジタル仕様ですw
店内は純和風のお座敷で2階にも席があります。コロナの関係でテーブルの間隔は広めにとってある印象があります。
お座敷全体を撮りたかったんですが、お客さんがいることの方が多いので難易度が高めとか…。
元々は豪商の本邸だった
現在は奈良にある「みやけ」も、元々は近世最大の豪商である鴻池善右衛門家の本邸で大阪にありました。こちらにあるのはその内の店舗棟を移築したものだそうです。1837年に竣工された歴史的建造物ということもあって、資料館として使用されていた時期もあります。まぁ、徳川幕府の意向もあって控えめに作ったそうですが、本気で作っていたとしたらどれだけ豪華絢爛なモノになっていたのか興味がありますねー。
窓越しに素晴らしい景色あり
これですよ!これ! 竹林の庭を眺めながらいただくスイーツは本当に最高で…!
そんなわけで、せっかく来るのなら窓際の席をおすすめします。お座敷でも十分に浸ることはできますが、一度は窓際の席でくつろいで欲しいですね。
筆者は試したことがないので確証はありませんが、窓際希望の旨を伝えれば配慮して頂けるかもしれません。まぁ、なかなか足を運びづらいという方は午前中などの空いてる時間を狙いましょうw
いただいのはこちら
みやけセット
今回いただいたのは店の名前を冠した菓子のセットです。
みやけセット:左から
・奈良さんぽ(抹茶餡をミルク風味の生地で)
・富のほうせき(酒粕が隠し味のフィナンシェ)
・チョコ小餅
・もなか(良質の餡を使用)
・ホロホロクッキー三種(和三盆、抹茶、きなこ)
・お豆さん(ふっくら炊いた黒豆を使用)
お皿に黒色の陶器をチョイスするのがさすがというところで、菓子類が良い感じに色映えしてますね。もちろん、見た目だけではなく質も高く、一口食べるたびに「素材が良いな、丁寧な仕事してるな」と感心しきりでした。こだわりがよくわかる上品な味わいでしたね。
セットドリンクもしっかり
メニューによればセットでドリンクがついてきます。この時は紅茶を頼んだんですが、手頃な価格にもかかわらず、ティーポットと茶こしつきというしっかりしたものが出てきたので驚きでした。
ミニパフェセット
こちらは秋季限定で渋皮栗を使用した「ミニパフェセット」です。
特に栗きんとんが個人的にお気に入りで、箱入りセットを買おうか記事を書いてる今でも迷ってます…。どうしっよかなぁ…。
時期は過ぎてしまいましたが、夏季限定のかき氷が大人気なんですよ。お店の検索をかけるとそちらの方が多く出てくるかもしれません。
販売所も充実してます
販売所ではカフェメニューの一部や、菓子類、大福などを購入することができます。カフェ利用無しで購入だけも可能です。
くずアイスなんて聞いたことがなかったので、思わず買ってしまいましたとさ。
店員さんによると、くずアイスは10~15分ぐらい解凍してから食べるのがおすすめらしいです。アイスなのにぷるんぷるん食感になってビックリしましたねw不思議な食べ応えなので一度は食べてみて欲しいですねー♪
最後に
歴史感じる空間「みやけ」はいかがでしたか?食べ物はどれも上質で、風情もあり、何よりこういった歴史的建造物でお茶を楽しむというのは貴重な体験にもなると思います。他府県からとなると、交通の便は少し悪いかも知れませんが、それを上回る魅力は十二分にあるので、ぜひ一度は足を運んでみて下さい。
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